おいしい出汁の取り方

おいしい出汁の取り方

割烹の親父さんに聞く
おいしい出汁の取り方

日本料理の味の基本ともなる出汁。
しかしながら、ひと口に出汁といっても、かつお出汁、煮干出汁、昆布出汁など、いろいろあって素人には難しいですね。

最近は簡単にできる市販の出汁もありますが、せめて基本の一番出汁の取り方だけでも覚えておきたいものです。

一番出汁とは、文字どおり最初にとる出汁のことです。あらゆる料理に使用され、とくに出汁の旨みを活かした吸い物や薄口の煮物などに使われます。

用意するのは昆布、鰹節、水。
分量は料理や好みで違ってきますが、目安として水2リットル、昆布20g、鰹節40gを用意します。

① まず、固く絞ったぬれ布巾で昆布の表面をさっと拭きます。
② 鍋に分量の水と昆布を入れ、約10分かけて沸騰するくらいの火加減で旨みを出し、昆布を取り出します。
③ 沸騰したら、少し差し水をして沸騰を抑え、分量の鰹節を一気に入れます。
④ ひと煮立ちしたらアクを軽くすくいます。
⑤ 鰹節が沈み始めたら布巾などで濾して出来上がりです。

美味しい出汁ができると、料理の楽しみが一段と増えますよ。
ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

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